年金の種類と設計方法

国民年金基金には異なる特徴がある7種類の年金(加入時年齢により、加入できる年金が異なります。)があり、これらを組み合わせて、月額68,000円の範囲内で自分に合った加入プランを自由に設計することができます。

選べる7種類の年金プランと設計方法

まず、1口目(終身年金またはA型かB型のいずれか)に加入いただきます

●1口目は、加入後に変更したり、減口したりすることができません。

掛金(1口目の掛金を含め月額68,000円以内)の余裕に応じ、2口目以降として終身年金(A型・B型)、確定年金(Ⅰ型・Ⅱ型・Ⅲ型・Ⅳ型・Ⅴ型)を選択し、組み合わせることもできます。

  • ●50歳1月以上の方は、A型・B型・Ⅰ型・Ⅱ型・Ⅲ型の5種類から、60歳以上の方は、A型・B型・Ⅰ型の3種類から選択していただきます。
  • ●2口目以降の確定年金に加入される場合、全体の年金額の半分以上は終身年金となるよう組み合せます。
  • ●iDeCo(個人型確定拠出年金)に加入されている場合、iDeCoの掛金と合わせて月額68,000円以内となります。
  • ●遺族一時金はご加入時から、A型は80歳まで、Ⅰ〜Ⅴ型は受取期限までの期間内に亡くなられた場合に、ご遺族にお支払いします。
  • ●2口目以降は増口・減口がいつでも可能です。ただし、増口は増口時点での年齢による掛金額となります。
    また、「1年前納」された年度については、減口することはできません。
保証期間とは
加入員及び受給者が死亡された場合に、遺族一時金が支給される期間です。
保証期間のある年金は、次のような場合に遺族一時金が支給されます。
〇年金受給前に死亡された場合
加入時年齢、死亡時年齢、および死亡時までの掛金納付期間に応じた遺族一時金が支給されます。
〇年金受給後、保証期間中に死亡された場合
残りの保証期間の年金に相当する額が、遺族一時金として支給されます。
※遺族一時金の額は、払い込み掛金額を下回ることがあります。
※保証期間のないB型のみに加入し、年金受給前に死亡された場合、1万円の遺族一時金が支給されます。